出産後のトラブル 胎盤遺残〜胎盤遺残体験談・体験記〜
出産後のトラブル 胎盤遺残についての体験談
胎盤遺残(たいばんいざん)とは?
赤ちゃんが産まれた後、通常は胎盤が子宮からはがれて体の外に娩出されます。
このとき、胎盤のはがれ方が不十分で、一部が子宮内に残ってしまう状態のことを胎盤遺残といいます。
胎盤遺残があると、子宮の回復が妨げられたり、弛緩出血(しかんしゅっけつ)などが起こったり、感染症にかかる恐れがあるため、遺残した胎盤を取り除く処置が必要になります。
ママちゃんさんが、胎盤遺残の体験談を送ってくださいましたので、ご覧下さい。
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3歳と3ヶ月になる子供のママです。私の妊娠・出産体験談話をひとつ・・・・
2回の妊娠はほとんど悪阻がなく、まぁまぁ快適なマタニティライフでした・・・・が
2人目出産の時、なんと胎盤が出てこなかったんですよ!
話には聞いてたけどまさか私がぁって感じで。
私の時は助産士さんが『10分以上(赤ちゃんが出てから)経ってるけど胎盤が出ない。』と言われました。
それからが長かった・・・
約1時間半くらい、先生2人と助産士さんに囲まれてエコー画面を確認しながら、腕を入れられ剥がしました。
出産の痛みより、先生が腕を子宮に入れて胎盤を剥がすほうが痛かった!!!!
分娩台の上で『何でぇ!何でぇ!』を連呼。
そのときはエコー画面上はきれいに剥がせたようでしたが、1ヶ月検診で調べた結果、まだ子宮内に胎盤が残っている遺残組織があって、その組織が成長していたのです。
2回外来で処置しましたが、これ以上は外来処置は危険と判断され、入院・手術となり、後日半身麻酔で吸引しました。
MRIでその組織が血管とどのくらいつながっているか調べ、術後、出血が多い場合は子宮全摘と説明されました。
子供は2人で、3人目は考えていませんが、先生には『今度もし妊娠したら経過観察が普通の妊婦さんとは違いますから』と言われました。
3歳の子供と生まれたばかりの子供を母と夫に預け入院・手術は辛かった・・・・
結局、子宮全摘をする必要もなく元気に子育て中です。
今となってはいい思い出かなあ。
〜ママちゃんさんの出産体験談より〜
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ママちゃんさん、ご協力ありがとうございました!
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